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支払いは完璧なはずなのに…?ある日クレジットカードが止められた

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ある日突然クレジットカードが止められた

ある日、モバイルWAONにイオンカードでチャージしようとしたところ、そのクレジットカードは使用できませんと表示された。

カードが止められているなど夢にも思わず、イオンカードのコールセンターに電話しなぜ使えなくなったのかを確認してみたところ、「こちらのカードに問題はありませんが、信用情報機関の情報をもとにお客様のカードを停止させています。」との返答があった。

 

どういうこと?

信用情報機関の情報?何か延滞でもしているのか?はっきり言って、全く身に覚えがない。

現在、楽天カード、Yahooカードなど様々なクレジットカードを利用しているが、どれもすべて預金が十分にある同一口座から引き落とされている。

ひょっとして不正利用でとんでもない額を請求されているのでは?と思い、各カードのサイトで利用明細を見てみるも、特に不正利用の形跡はなし。

全くわからん。

 

信用情報を開示してみると…

考えていても埒が明かないので、イオンカードの人が言っていた信用情報機関CICで情報を開示してもらうことにした。開示は1000円の手数料がかかるが、パソコンからできる。

開示後、意外な会社から請求が来ていることが発覚した。

 

請求元はNTTドコモだった。2013年12月にauからドコモにMNPする際に契約し、2015年12月にUQモバイルMNPする際に解約している。ドコモを契約する際にDCMXカードというクレジットカードも同時に契約している。

MNPの際にDCMXカードも解約しているはずなのだが、さすがに3年前のことなのでどのように解約したかまでは覚えていない。ただ、解約しカードを切り刻んだという記憶ははっきりとある。

だが、信用情報機関から開示したファイルを見る限りはこのカードの解約ができていないようで、今年の5月に年会費と思われる請求が来ている(実際には2月あたりの請求の再請求が5月らしい)。

しかもこのカードの引き落とし先の口座は現在使っておらず、僅かな残高しかない。そのため、5月に引き落とされることなく(おそらく去年まではその僅かな残高から引きおとされていたのだろう)、現在に至るまで延滞し続けていたのである。

また、住所も当時と異なっており、1年間の転送期間も終了している。無論解約した気でいるのでカードの住所変更手続きなどしているわけがない。催促状が送られているとすれば前の住所に行っているのかもしれない。現住人には大変申し訳ない。

 

どこに聞けば良いのかわからないのでドコモショップ

解約したものと思っている私はカードなどとうの昔に破棄してしまっている。

コールセンターに電話しても自動音声の電話はカード番号を要求してくる。

どうしようもないので近所のドコモショップに相談してみることにした。

ドコモショップからは「カードの紛失扱いでもいいのでとりあえずコールセンターに繋げてしまえば、あとは別部署に取り次いで貰える」と言われ、カード紛失の際にかける電話番号にかけることにした。

カードの支払いに関する担当者に繋いでもらい、カードの残金の振込先を教えてもらい、カードの解約処理も行った。

 

信用情報への傷

解約したつもり・メイン口座の変更・住所の変更というトリプルコンボで、解約されていないこと請求が来ていること支払いが遅延していることも知ることなく、のうのうと半年間を過ごしてきた。そんな間抜けの末路がこれだ。

 

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支払い状況の欄にずらりと並ぶA。支払いが行われていないことを示している。

 

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返済状況の欄に示された、知る人ぞ知る「異動」の文字。

2ヶ月以上の支払いの遅延で表示される。

これらの表示は今後5年間掲げられ続ける。

 

そう、これから5年間の私の信用は「年会費程度のはした金の支払能力すらない人間」なのだ。

そりゃカード止められるわな。

クレジットカードに頼りすぎていた生活を見直す

たまたまイオンカードが真っ先に止められただけで、この状況だと他のカードも危ういかもしれない。

毎月の固定費はほぼ全て楽天カードで支払っている。これが止められたら一大事だ。早速楽天銀行デビットカードを申し込んだ。デビットでの支払いに対応のものはこちらに移行していこうと思う。非対応のものは銀行振替に変える。

続いてPiTaPaカード。会社へは大阪メトロで通勤しているが、私は定期券ではなくPiTaPaマイスタイルという定額サービスを使っている(定期区間外も日常的に使うためこっちの方がオトク)ため、もし止められるようなことがあれば直ちに通常の定期券を買わないといけない。

他のカードでは月額の固定費は払っていないため、止められた場合はデビットカードプリペイドカード、現金などに振り替える。

今回のイオンカード停止でショックだったのは、日常的に使っているモバイルWAONへの現金以外のチャージ方法がなくなったことである。イオン銀行の口座は持っていないし、持っていてもデビットカードはモバイルwaonにチャージできないらしい。

教訓

同じようなことが閲覧者の皆様にも起こらないためにも、以下のことを確認しておくことをおすすめしたい。

クレカを解約したつもりになっていないか?

カード会社に問い合わせる、信用情報を開示する、解約した番号で使ってみてエラーが出るか確認する等、確実に解約できているか確認してからカードや契約書類を破棄する。

使わなくなった口座を放置していないか?(またはすぐ解約していないか?)

使わない口座でも1万円くらいは入れておこう。また、しっかり残高管理をして、何か引き落とされた場合にすぐ確認できるようにしておく。また、使わなくなったあとすぐ解約するのではなく、しばらく様子を見ておいたほうが良い。

カードをよく考えず契約していないか?

ドコモを契約するとき、正直DCMXカードを作る必要性はなかったのだが、熟考することなく成り行きで契約した。カードを作る際は必要性をよく考えるべきである。

住所変更した人は特に注意

私のように住所変更した人は特に注意すべきであろう。前の住所に督促状が行っているのかどうかは分からないが、住所変更すると異変があったときに気付きにくくなる可能性は高い。借金取りみたいな請求は来なくても電話ぐらいかかってくるものだと私は思っていたが、事は思いのほか静かに進んでいくようだ。